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2006年3月24日 (金)

僕の住んでいるマンションは静かです。

うちのマンションが静かなのは、みんな壁が薄い事を知っているから。

隣の人が帰ってきて、コンビニの袋をガサガサやってるのが聞こえるくらい。

うちの壁は多分ベニヤ1枚。

それなのに、うちのお隣は多分「DJ」さんで、昔は毎晩我慢していた。

でも、一度文句を言いに言ってから静かになった。

別に音楽聞こえてくるくらいならいいんだけど

その日は、きっと所謂「MC」?の友人が深夜3時くらいに来て

そっからお隣のDJさんと友人MCによる自主練?みたいな

「YO~、 イクぞぉ~」 っていう煽り部分ばっかり練習

最初は未知の文化だったので面白がって聞き耳立ててたけど

朝5時くらいまで、延々それ…

さすがにまいって、恐る恐る文句言いにお隣へ。

「イかねぇYO!」と本人には言えなかったのが残念。

や、言う勇気ないです。

それからはお互いに気を使ってる感じですごく静か。

静かなのが好きです。って話をしたかっただけなのに

やー、難しい。 よく分からなくなった。

 

21日、22日は「静」が魅力のライブだった。のです。。。

 

3/21 タテタカコ@バナナホール

長野在住、ピアノ弾き語りのタテさん。

04年夏公開の映画「誰も知らない」の挿入歌として「宝石」という曲が使われています。

今回は昨年リリースされたアルバム「稜線の彼方へ」のレコ発ワンマン。

先月にはプレ・ミニツアーとして関西にも来ていました。

京都・がけ書房、大阪は雲州堂という小さな独特な会場でライブしたり。

神戸では、向井秀徳アコースティック&エレクトリックやoutside yoshinoと対バンしたり。

その後は沖縄行って、北海道行って… 名古屋・大阪・東京のワンマンで終了。

 

バナナホールは久しぶり。

広いステージの真ん中にグランドピアノ。

曲が始まる直前。 静まりかえった中

指が鍵盤に触れるか触れないか

会場の空気が

グググググゥー とその指と鍵盤の間に吸い込まれていく感覚。

そして音や歌が鳴り始めても続いていて

曲が終わり、指が鍵盤から離れ数秒

タテさんの息がフゥーと吐き出される時に、ようやくこちらも開放。

緊張と緩和とが、更に「歌を聴く事」の魅力を引き出している感じ。

僕は特にこの緊張と緩和の切り替わる一瞬の「静」に

タテさんの魅力が詰まっている気がして。

素敵な静かな空間を醸し出す

バナナホールでまた観たいなぁ、と改めて思いました。。。

写真は、開場直前のバナナホール。

好きです。すごく静かで。

060321_1656

3/22 MONO@ファンダンゴ

アルバム「You Are There」のレコ発。

今回はイタリアよりBELLINIと、日本のWorld’s end girlfriendと各地を回る。

毎回様々な海外アーティストを連れてのJAPANツアー。

いつもMONOの公演が近づくと

自分の英語力の無さを恨みながら、英会話本をパラパラ。

ライブに関する事だと特殊な単語もあるし

普通に英語だと思ってたのに、実は通じない様なのも多数あって

しかも、今回はイタリア語かぁ…

どうすっかなぁ、「ボーノ」しか分からないなぁ

加藤ローサ、ジローラモと一緒に勉強しとけばよかったなぁ、と。

で、当日。 BELLINI到着。

英語しゃべれるじゃないすか。。。

でも、動きとかはやはりイタリア人(偏見?)

手振り・笑顔・突然のトーンの低いヒソヒソ話っぷり…

チョイ悪だ。 すげー、生チョイ悪だ。初めて見た。

ライブはといえば、予想外にパンク色強い

ボーカルが女性で、スクリーマー。

ギターのアゴさん(アゴスティーノさん)は

黙々とギャンギャンと掻き鳴らす。

番台が書いていた様に、僕も好きな感じでした。

みんな緑茶が大好き。

 
MONOの現場に入らせてもらう様になって約3年。

最近のライブは本当に良い。

でも、正直観る方もすごく体力の必要なライブかもしれない。

実際、轟音の中40分~50分立ちっぱなしはしんどい、かと。

ノイズにも近いディストーションと大きなディレイのうねり。

僕も最初の頃は座り込みたくなったりしてました。

静かな場面から突然の轟音に「ビクッ!!」となることも。

でも、一度MONOの世界に入り込む事が出来てからは

その大きなうねりの中に身をうずめるのが楽しみになりました。

僕が個人的に思うMONOの魅力は

「轟音という無音」

深夜のTV放送終了後の砂嵐。あれに近い音なんですが

それがすごい音量で、耳だけでなく、体全体に染み込んでいって

しばらくその状態が続いているうちに、「慣れ」というのか

それが普通になって、「無音状態」みたいな感覚になるんです。

で、その中に流れている綺麗なメロディーとか

ベースのラインとかが、よりいっそうキラキラと飛び込んでくる

そんな、今まで他のライブでは感じた事の無い空間。

最近のライブは、その静かな状態(轟音)とキラキラとした旋律と

実際に静かな場面と、叫ぶような歪みと

それらのコントラストが特に強くなってきていて

音楽の持つ表現力?とか描写力?の理解を広げてくれる内容です。

是非一度体験してみて欲しいです。

 

打ち上げは近くの創作居酒屋。

BELLINIメンバーにもいるのですが

海外アーティストには結構、完ベジ(完全ベジタリアン)の人がいて

いつも行くこのお店はすごく良くしてくれます。

メニューに無い物もすぐ対応して作ってくれる。

「冷奴」鰹節抜き (豆腐)

「シーザーサラダ」ドレッシング・ベーコン抜き (野菜)

「しめの五目おにぎり」五目・だし抜き (ご飯)

やー、いつもお世話になっております!

ボーノ、でした。

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